考えてみよう～「おつとめ品」

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全体のお知らせ

2023年01月16日
全体のお知らせ

スーパーに食材を買いに行ったとき、「おつとめ品」と書かれたシールを貼った商品を見た事はありますか？

夕方や閉店近くの時間になると見ることが出来ると思います。皆さんもシールの意味は知っているとおり「普段の値段よりも安くなる」ですが、「おつとめ」とは？どんな意味か考えた事はありますか？

漢字で書くと「お勤め」もしくは「お勉め」という情報が多く、いずれの意味も売る人が買う人に「どうぞ買ってください」というお願い表現のようです。

石川県でも地域によっては値引きすることを「勉強する」と言いますが、これは実際に学問を勉強する訳ではなく、お客様に買って頂きたいので勉めて（がんばって）みる、という意味で使われているようです。同じ勉強でも使い方はいかにも日本語的で難しいですね。英語圏での買い物で「study hard！please!」と伝えても相手は「？？？」でしょうね。。（使うならば・・give me a discount）

さて、考え方を変えると「おつとめ品」、そのまま販売されない場合は廃棄食材となる＝フードロスという問題につながっていきます。時間のある時に一度スーパーの中をよく観察してみてください。多くの食材、生鮮食品、欲しい食材は全て揃うのが今の日本です。しかし同時に廃棄される食材についても皆さんが考える時代に来ていると思います。受験生・勉強生が社会に貢献できる小さな「お勉め」が大きな社会問題を変える事もあると思います。

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