皆さん、こんにちは
令和4年春に行われた公立高校入試の合格者平均点が発表されました。
　
【合格者の得点状況 教科別平均点】
国語　54.7
社会　39.9
数学　47.2
理科　53.5
英語　39.9
合計　235
　
これまでの公立高校入試で教科別の合格者平均点が30点台を記録したことはありませんでした。
2年前に県教委会議でも質疑応答で取り上げられた数学の平均点でも40.0でしたが、その点数を下回る教科が2科目もありました。
国語や数学、理科もそれほど高いとは言えず、全体的に得点できていなかったことが伺えます。
　
理由はいくつか考えられます。
≪設問側の理由≫
・高難易度の設問が増えた（県教委が求める学力と実際の生徒の学力とのギャップが埋まっていない）
・出題数が増えた
≪解答側の理由≫
・中学校の授業では履修しただけで受験勉強にまで手が回らなかった
・主体的な学習を行うことのできる生徒の割合が低下した
・県全体の受験倍率が低下し、競争意識が下がった
など
　
受験倍率は県央地域の高校と県北・県南地域の高校との間で顕著な差が出ています。
高倍率な高校もありますが、石川県全体で見ると受験者数が一般入試の合格枠を下回る傾向が続いています。
それぞれの高校の入試定員や受験倍率については『石川県公立高校入試　受験情報』をご覧ください。
　
～高校1年生になられた方へ～
4月が終わろうとしています。高校は慣れましたか？
良いスタートを切ることができましたか？
　
中学校3年間、高校3年間をひとくくりとして考えてみてください。
その場合、前半戦が終わったところです。
大事な後半戦（高校生活）をどう過ごしていくか、高校を卒業した後の進路も含めて考えていってください。
　
高校入試は小学生の学習をふまえて、中学1年生～2年生、そして3年生の時に学んだこと全範囲が出題されました。
大学受験もほぼ同様です。
そのため高校1年生の早いうちから本気の学習をスタートすることが大切です。
　　
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