暑い中での夏休みが始まりました!
さて、下の平均点はある中学校の3年1学期のテスト平均点を表しています。
国語 社会 数学 理科 英語 合計
1学期中間 66.4 68.6 68.9 69.9 60.9 335
6月実力 65.4 53.1 48.3 38.0 51.7 256
ほぼ同じ時期に実施されたテストでも79点もの平均点差があります。中間や期末テストで高得点だった生徒さんでも、いきなり点数が下がってビックリするかもしれません。定期テストと実力テスト、いったいどちらが大事なのでしょうか??
答えはもちろん「両方大事!」ですが、テストの性質を理解して焦らない事が大切です。
実力テストは出題形式が入試と同じになり、長文や応用問題、思考力や想像力を試す問題が多くなり、必然的に時間もかかり、1問の配点も大きいので高得点が難しい問題形式です。一方定期テストは習った単元など範囲が定められたテストなので、比較的点数が取りやすくなる傾向にあります。
考え方としては、定期テストは「基礎的な問題の集まり」・実力テストは「これまでの総合力を試す実戦的問題の集まり」と理解してください。入試本番では実力テストを基準にした出題になりますので、夏休みに実力テストの過去問題をチャレンジできる生徒さんは意欲的に取り掛かりましょう!