冬休みに入り、今年もあともう少し。
私立高校の受験校も決まり、追い込みの時期ですね。
冬休み明けには公立高校入試をうらなう統一テスト(実力テスト、総合テストなど)があります。
地域によって違いますが、11月・1月の2回、または、11月・12月・1月の3回行われます。
冬休み中の頑張りをこのテストにぶつけましょう。
さて、その統一テストですが・・難しい問題が多いですね。
でも、もしも、ですが、
全ての問題が「超難問」だったとしたら?
全ての問題が「簡単すぎる問題」だったとしたら?
超難問しか出題されなかった場合 ➡ みんな解けない(みんな0点)
簡単すぎる問題しか出題されなかった場合 ➡ みんな解ける(みんな100点)
これでは「入試」にならないのです。
入試は受験生が取る得点に「差」が出ないと成立しません。
では、統一テストや高校入試の問題はどうなっているのか?というと、
「とてつもなく難しい問題から、ほぼ全員が解ける問題まで幅広く」作られています。
問題の『正答率』に幅を持たせてあるのです。
次の統一テストでは、この正答率を意識して問題を解いていってほしいと思います。
受験生はそれぞれ目標点が違いますね。
●150点以上を目標とする子
▲平均点くらいを目標とする子
■平均点よりも120点以上を目標とする子
など、様々です。
仮に平均点が250点だったとして、
●150点以上を目標とする子 は、1教科あたり30点が目標になります。
すると、それぞれの教科で、正答率でいうと70%以上の問題は正解したいところです。
また、それぞれの教科で、マルを10~12個取れれば良いのです。
そのためには、冬休み中の課題はしっかり行い、また【新研究】や【整理と研究】などを繰り返す、教科書を音読するなど基本的な学習を途切れさせないようにしましょう。
▲平均点くらいを目標とする子 は、
正答率でいうと50%以上の問題は正解しておきたいと思います。
上記の勉強のほか、得意な教科や分野での間違いを減らすこと、解答した問題で×を減らすこと、普段の勉強の中でマル付けと直しだけで終えるのではなく、間違えた部分の解説をテキストに戻って分かっておくことなどが求められます。
■平均点よりも120点以上を目標とする子 は、それでも1教科あたり4分の1は間違えても良いわけです。
簡単な問題を落とさないことは当然ですが、問題を解くスピードも重要です。
そのために、いわゆる「初見の問題」を極力無くしておきましょう。
テストで初見の問題に出会ってしまった場合、高確率で×になります。また、解くにも時間を掛けてしまいます。
過去に似た問題を解いたことがあるという経験は、テスト中の大きな支えになります。
正答率では25%以上の問題は「解いたことがある(しっかり正解)」にしておきましょう。
このように正答率に着目して、目標別の対策をお伝えしてきました。
では、この正答率はどうやって測るの?と思われるでしょう。
残念ながら、石川県公立高校入試や、統一テストなどで、正答率の公表はされていません。
しかし、他県の公立高校入試では正答率を公表している県もあり、同じ出題傾向ではもちろんありませんが、その問題を解いてみて正答率の高さ低さを実感してみるのも良いでしょう。
また、KATEKYO学院と石川県家庭教師協会はプロ教師による完全個別指導・マンツーマン指導ですので、個別にどのくらいの難易度の問題でマルを取るべきか伝えていたり、また、聞いてみてください。
高額教材ではなく、書店にも同様の問題集があります。
その問題集をやってみて、自分のウィークポイントを知り、その部分を【新研究】や【整研】などで復習し直すという手もあります。
受験に対しても多くの引き出しがありますので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください。
また、来春の新規生徒さんの指導ご予約も少しずついただいています。
プロ教師のスケジュールが空き次第、ご指導させていただけますので、ご予約くださるとスムーズに指導開始が可能です。
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