11月も後半となり、今年もあと僅かという言葉が似合う時期となりました。同時に入試という言葉も迫ってくる頃となり、受験生の皆さんはそれぞれに頑張っている最中と思います。ガンバレ受験生!
さて、今回は入試では定番の作文についてお伝えしましょう。石川県公立高校の入試においては学力検査の国語において200字の作文問題があります。近年の傾向としては単純な題名から文章を作成するのではなく、ある課題や資料を読み取り、一定の条件を踏まえて自分の意見を論じるという複合的な作文能力を要求される事が多くなりました。難易度は確実に上昇していると思います。
今回ご紹介するのは作文の「採点基準」。受験生の皆さんもあまり気にしない部分かと思いますので、うっかり減点されてしまうことが無いように気を付けましょう。
●地域学力テストの過去出題採点基準例より抜粋(作文200字)
①字数が180字以上書かれていない場合→0点
②誤字・脱字・仮名遣い・送り仮名など表記上のミスや原稿用紙の使い方(段落のはじめの一字下げ、句読点やカギカッコの書き方など)に誤りがある場合→1箇所につき1点減点。
③言葉の使い方や文章表現が不適切→1箇所につき2点減点。
④簡単な漢字(小学校学習漢字)を書いていない場合→1箇所につき1点減点。5箇所以上は5点減点。
⑤文字が乱雑で、読みにくい場合→全体で3点減点。
上記以外にも出題の条件によっては段落校正や「だ・である」調で統一するなどのルールがあります。もちろん、採点するのも人である以上、綺麗な文字で書く事も大切です。学校の先生やお父さんお母さんから「字が汚いよ」と言われた人は今から気を付けましょう。
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