減少する推薦枠

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全体のお知らせ

2023年02月20日
全体のお知らせ

本日、石川県公立高校（全日制）の志願者数が公表されます。受験する生徒さんにとってはなるべく倍率が高くならないように、と祈るばかりですが、気にし過ぎてもよくありません。しっかり緊張感を維持しましょう。

さて、一歩早く合格を手にした推薦合格の生徒さんもいますね。本コラムでも以前にお伝えしましたが、高校入学までの学習量が大切です。入学までの学習量をしっかり維持しましょう！

ところで、公立高校における推薦枠はここ近年は石川県全体で７００名前後で推移しています。令和５年度の推薦枠は６９０名、そのうち５１６名が合格しています。しかし、推移を辿ると推薦枠は非常に減少している事がわかります。少し昔になりますが、平成１９年度における石川県公立高校の推薦枠は２１４６名と現在の３倍近く設定がありました。それは今では推薦枠が設定されていない学校にも推薦枠があった事も要因の一つになります。過去に推薦枠があったが現在では設定されていない高校の一部をご紹介します。

◆小　　松　理数科（定員４０名のうち推薦枠１６名）

◆小松明峰　普通科（定員２４０名のうち推薦枠２４名）

◆野々市明倫　普通科（定員２８０名のうち推薦枠４８名）

◆金沢錦丘　普通科（定員３２０名のうち推薦枠２０名）

◆金沢伏見　４コース計（定員２８０名のうち推薦枠６８名）

◆羽　　咋　普通科（定員２００名のうち推薦枠２０名）

◆七　　尾　理数科（定員４０名のうち推薦枠１６名）

◆輪　　島　普通科（定員１８０名のうち推薦枠１８名）

推薦枠が撤廃されてから、時間も経過しましたので「え？この高校に推薦枠があったんだ？」と驚く生徒さんもいるかもしれませんが、ちゃんと存在していたのです。今後の推薦枠がどのように推移していくは不明ですが、より学力検査のみではなく、多角的に受験者を評価出来る新しい推薦入試が出来れば良いですね。いずれにしても、推薦で合格を勝ち取るには学校生活も含めた「成績」が必要です。学校で実施される中間期末テストは入試と同じく重要な成績となりますから、しっかり成績を残したいものですね。KATEKYO学院では定期テスト前の集中指導も実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

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